【桜薫る想い】

気づけば　もう　次の季節が目の前に広がってる
あの日から止まっていたよ　少し下を向きすぎて

遠くで君は傷ついて　それでも歩いている
季節の風に噂を聞いたけれど
会いたくなってしまった

あふれる想いと　舞い散る花びらが
くるくる君の姿　映し出す
あの日々の笑顔や優しい声
春の光に輝いて　今も心に残ってる
振り向いて　君の姿　探した

髪を動かす風が吹き　つんと切ない香りが
あの日の冷たい空気は　過ぎた季節の向へと

少しは君との約束　守れているはずだよ
悲しみの中にいても目指す道を
歩いていかなくちゃね

隠せぬ想いに　舞い散る花びらが
ひらひら降りつもって　切なくて
いつまでもココに留まっている　心動かす風吹いて
もう君を探さぬように

今まで気づかなかった　駅までの道や街角にも
咲き誇る桜　桜
きれいで　きれいで　この季節を忘れないよ　
ずっとずっと

あふれる想いと　舞い散る花びらが
くるくるひらひら降りつもって
あの日々の笑顔や優しい声　春の光に輝いて
今　想い出になる時が少し近づいた気がして
ふわり　花びらがにじんで舞い上がる