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SELF RECORDING

Ken-G 作曲 歌 マイク コラボ

【上手なRECのポイント】

 

<録音したい音だけを録る>

 ボーカルであれはボーカル音のみをレコーディングします。カラオケトラックをバックで流すなどして一緒に録音しないようにして下さい。後々の編集作業の妨げとなります。 ポイントとしては、カラオケをヘッドフォンで聞きながら録音すると歌だけを録音する事ができます。

 

<環境音を避けて録る>

 出来るだけ静かな場所を選び録音しましょう。雑音は編集作業の妨げとなる場合があります。バックの演奏で気にならなくなる場合もあるので、さほど神経質になる必要はありませんが、ノイズは可能なかぎり軽減しておきましょう。

 

<音割れは絶対避ける>

 音割れのある音源の修復は困難です。レコーディング機器側で入力音量を調整して、最大音を出した時にピークを越えて音割れを起こしていない事を確認してからレコーディングをしましょう。入力音量を調整できない機器でのレコーディングの場合、レコーダーと音源との距離や位置を調整するなど工夫をしてみましょう。

 

<入力音のバランスに注意>

 入力音が適正値よりも大きいと音割れが起きます。逆に小さいと環境音などのノイズが目立ってきます。この為に録音する音量は適正に保つ必要があります。適正値の理想はピーク割れを起こすギリギリ手前ですが、音割れを起こすよりは音量が低い方がよいのでピーク割れギリギリからさらにやや低いポイント(-3db程度)が最大値になるとよいでしょう。調整が難しく感じる方はそこまで厳密でなくて構いません。とにかく音割れを起こしていないか注意して録音してみましょう。

 

<ボーカルとマイクの距離>

 マイクに近すぎても遠すぎても良い結果は得られません。エンジニアさんの設定によって様々かと思いますが、Ken-Gがボーカルレコーディングする時はこぶし2~4個程度の距離感でレコーディグをします。ボーカリストの声量、声質、歌い方、ニュアンスの付け方によって適正距離も変わってきます。上記をひとつの目安として、お持ちのレコーディング設備でいろいろと試される事をお勧めします。

【ご注意】

 

 機器等ご購入の際は、自己責任にてお願いします。機器操作方法、スペック等につきましては、各メーカーHP、取扱説明書をご確認頂くかメーカーへお問い合わせ下さい。

Cocollaboココラボマーク

セルフレコーディングをしてみよう!

 

 世の中にはいろいろな方法で音声を記録する方法がありますが、今回は4つのセルフレコーディング方法を紹介します。中でもレコーディング初心者に最もお勧めしたいのがハンディーレコーダーによる方法です。

Recording|01

 

お手軽度

音  質

お勧め度

費  用

ハンディーレコーダー

:★★★★★

:★★★

:★★★★★

:1~4万円程度

 現在最もアツいレコーダー市場がこのハンディータイプで、コンパクト、多機能、高音質というのが売り。ハンディーレコーダーの主流は、マイク内蔵、編集機能付き、高音質というのが標準的です。操作性、機能性は様々ですが、これ1台でセルフレコーディングが完結できるという点において、レコーディング初心者にはちょうどよいかと思います。
【ご準備いただくモノ】
・ハンディーレコーダー
・卓上三脚(あると便利)
・ヘッドフォン or イヤフォン
【セッティング】
・カラオケをレコーダーに取り込む
・ハンディーレコーダーを卓上に固定
【レコーディング】
・オケをヘッドフォンで聞きながらハンディーレコーダーで音声を録音
【録音環境】
・自宅、カラオケBOX、練習スタジオ、公園、洞穴、いつでもどこでもOK! 

 

※ オケを再生しながらRECできないタイプの機器は、オケ再生の為に携帯電話やMP3プレーヤーを用意する事で簡単に解決できます!

  
Ken-G 作曲 歌 マイク コラボ
イメージイラスト
Recording|02

 

MTR

:★★★

:★★★★

:★★★

:2~10万円程度

 

お手軽度

音  質

お勧め度

費  用

 マルチ・トラック・レコーダー。複数トラックに録音をしてミックス、編集をする為の機器です。現在ではCD-Rライターが内蔵されているものも安価で購入できるために、自作曲を手軽にCD-Rに焼きたい人にはよいかもしれません。ただ、今回のCocollabo制作の為の音源レコーディングに限って言えば、オーバースペックかもしれません。MTRでレコーディングをする場合は別途マイク、ケーブル、マイクスタンドを用意する必要もあります。マイクプリアンプが内蔵されているタイプがほとんどなので、適正音量でのレコーディングが簡単に実現できます。

 

 
【ご準備いただくモノ】
・MTR
・マイク
・マイクケーブル
・マイクスタンド
・ヘッドフォン
・ポップ(あると便利) ※ポップはマイクに直接息がかからないようにするフィルターです
【セッティング】
・カラオケをあらかじめレコーダーに取り込んでおく
・マイクをケーブルと接続し、そのケーブルをMTRのInPutジャックへ差込む
・マイクはスタンドに立てておきハンドマイクは避ける
・ボーカルレコーディングの場合はマイクと口の間にポップを立てる(可能であれば)
【レコーディング】
・再生したオケをヘッドフォンで聞きながらMTRに音声を録音する
【録音環境】
・自宅、カラオケBOX、練習スタジオ等、電源供給が可能な室内
Recording|03

 

PC or MAC

:★

:★★★★★

:★★

:15万円以上

お手軽度

音  質

お勧め度

費  用

  今後本格的に音楽機器を拡張したい方、自由度高く編集をしたい方などプロフェッショナルな指向をお持ちの方向き。必要なものとしては、コンピューター、オーディオ録音ソフト、マイク、マイクプリアンプ、オーディオインターフェース、マイクケーブル、ヘッドフォン、等々結構いろいろかかります。このようなレコーディングを目指す方にはここでの解説は不要だと思いますので以下説明を省略致します。
Recording|04

 

携帯電話

:★★★★★

:★

:★★

:0(携帯電話代は除く)

お手軽度

音  質

お勧め度

費  用

 多くの携帯電話には録音機能が付いているか、アプリをダウンロードする事で録音する事が可能です。様々な録音アプリがあるので一括りには説明できませんが、簡単に録音ができます。どうしても録音環境が用意できない方の最後の手段です。
 携帯電話を使って録音をする場合、携帯専用のピンマイク、iPhone専用のコンデンサーマイク等の商品も販売されているので合わせて使用することをお勧めします。
【ご準備いただくモノ】
・携帯電話
・ヘッドフォン or イヤフォン
・MP3プレーヤー等オケ再生ができるモノ
・小型マイクロフォン(あると便利)
【セッティング】
・携帯電話を卓上などに置く
・MP3プレーヤー等再生機器にヘッドフォンを接続
【レコーディング】
・再生したオケをヘッドフォンで聞きながら携帯電話に録音する
【録音環境】
・自宅、カラオケBOX、練習スタジオ、公園、洞穴、いつでもどこでもOK!
iPhoneアプリをいくつか紹介しておきます。
 
<PCM録音 Lite>
ファイル形式をWAVE、AACのいずれかを選択でき、最高で48kHzのサンプリングレートを誇ります。これで無料。

 

  
<イージーレコーダー>
複数トラックのレコーディングができるなど凝ってますね。もしかすると、オケを聞きながらレコーディングができるのかな?¥600

 

  
<ひつじのマイク>
売りは高音質との事(サンプリングレート不明)。録音したデータを聞きながら録音ができるようです。使い方次第でこれひとつでレコーディングがいけるかも。¥300
  
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Ken-G 作曲 歌 マイク コラボ
Ken-G 作曲 歌 マイク コラボ

【あとがき】

 

 コラボ制作に参加したいけど、「レコーディング方法がわからない」「レコーディングは難しそう」「レコーディング機器は高そう」などのご意見をお持ちの方もきっと多いと思い、セルフレコーディングに関する特設ページを設けました。ここでは、Cocollaboの趣旨に沿った代表的な録音方法をいくつかの機器紹介と合わせて載せてみました。主観で評価していますが、参考程度に考えて下さい。

 

・自分のパートのみ録りたい方 → 「ハンディー」「携帯電話」

・カラオケ音源と自身のパートを自分でMIXしてみたい方 → 「ハンディー」「MTR」「PC or MAC」

・複数パートのレコーディングとMIXをしてみたい方 → 「ハンディー」「MTR」「PC or MAC」

・MIXしたものをCD-Rに焼きたい方 → 「MTR」「PC or MAC」(またはハンディー+コンピューターでも可)

・録音データを自由に編集(切り貼り、音程修正、エフェクト処理等)したい方 → 「PC or MAC」

 

 

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