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コラボ制作

PROJECTS

サンプルページ

どのようにコラボが進行するのか、サンプルでご確認いただけます。

【確認方法】

 

 各Sampleは解説文、音源、歌詞にて構成されています。

 音源をお聴きになりたい場合は各欄の右側にご用意した《Play》ボタンを1度クリックしてご試聴下さい。尚HP上ではボリューム調整ができないので、ご試聴の際には音量にご注意ください。

 歌詞をご確認したい場合は各欄の右上部にご用意した(Lirics)ボタンを1度クリックして下さい。楽曲ご試聴途中に移動されると再生は停止されますが(Lirics)ページでは最終音源がご試聴いただけます。ただし、ページを移動された場合楽曲再生は最初からとなりますのでご注意下さい。

 解説文と合わせてご確認下さい。

Cocollaboココラボマーク
Sample
01
歌モノ制作
(楽曲:「ずっとそばにいて」制作過程)

ここでは BAGEL RECORDS の増田ゆみさんとKen-Gのコラボ作品「ずっとそばにいて」の制作過程を題材に紹介します。

 

まずStep1の音源を聞いてみてください。とてもシンプルな音源で、これがラフメロです。ここでは歌う事を前提としたメロディーをシンセ音で鳴らし、伴奏は ピアノ音で作っています。ラフメロでは楽曲のイメージをコラボ参加者間で共有するとともに、ボーカリストにはテンポやキーの確認をしていただき、他メンバー間ではアレンジの要望やアイディア出しをします。アレンジが開始される前の段階だと、いろいろと対応し易いですね。

(「ずっとそばにいて」はKen-Gが好き勝手アレンジしましたが。。。)

 

ラフメロの段階では大抵1コーラスしか作りません。制作が決定した後フルコーラスを作る事になります。フルコーラスが完成し構成が決定された後、編曲者はアレンジ制作、作詞家は作詞を同時に進行して頂きます。

ボーカリストはその間お待ち頂く事になります。

 

当 コラボ制作では、Step1のようなラフメロをお聴きの上、「この曲なら歌ってみたい」「ギターを弾きたい」「歌詞をつけたい」 という方を募集するカタチになります。募集パートはプロジェクト毎に異なりますので注意が必要です。

 

アレンジは編曲者による試行錯誤末に完成する事になります。「ずっとそばにいて」の完成したアレンジがStep2の音源です。このバージョンはガイドメロディーを消しています。

 

今回のサンプルでは、Step1からStep2へと一気にアレンジが完成していますが、当コラボ制作においてはアレンジ製作をもう少し細かく公開してみたいと思っています。編曲者にはお手伝い頂きたくお願いします。


カラオケだったStep2にメロディー(ガイドメロ)を重ねるとStep3のようになります。

 

最後にボーカルとコーラスを加えてStep4の音源が完成しました。

「ずっとそばにいて」のレコーディング及びディレクションはKen-Gが行ないましたが、当コラボ制作ではボーカリストは自力(ご自身または友人知人と)でレコーディングを行なって頂く必要があります。セルフディレクション、セルフレコーディングです。録音後はデータを編曲者へ送付していただく事になります。データを受け取った編曲者はMIXを完成させるという流れになります。

 

本来は編曲者とMIXエンジニアとマスタリングエンジニアはそれぞれ別の方が作業する事が多いのですが、当コラボ制作では編曲者がMIX、マスタリングまで担当頂ければと考えています。もちろん参加ご希望のエンジニアさんがいたら当然ウェルカムです!

このようにして楽曲が完成に至ります。完成バージョンのStep4はフルコーラスアップしていますのでよろしければ最後までお聞きください。

<ずっとそばにいて>

作詞:増田ゆみ

作編曲:Ken-G


 

歌詞はこちらから
Step 1 ラフメロディー

 

 

Step 2 ラフアレンジ

 

 

Step 3 メロ入りアレンジ

    

 

Step 4 ボーカル入り公開

 

 

 

Ken-G 作曲 歌 マイク コラボ
《Play》
Sample
02
歌モノ制作
(楽曲:「girls talk」制作過程)
 
Ken-Gは以前トウキョウラヂオというユニットを組んでアーティスト活動を行なってました。サンプル2では、そのユニットの楽曲「cigar」を大幅にリメイクをした時の制作過程を題材に紹介します。
 
まずStep1の音源を聞いてみてください。これがリメイク前のトウキョウラヂオ「cigar」の音源です。当時かなりアナログな感じで制作を行なっていた事を個人的には懐かしく思い出します。この楽曲はトウキョウラヂオのボーカリストmoetが作詞も担当しました。

 

10年以上の時を経てリメイクに取りかかり、デジロックテイストにアレンジしてみたのがStep2の音源です。若干メロを修正したり、勢い余ってサビを3度転調するなどもしています。

 

このアレンジが完成した後に当時の作詞者moet自身による歌詞のリメイクを行いタイトルも「girls talk」として新しく生まれ変わりました。

 

ボーカリストとしてフィーチャーを予定していたN.A(仮名)さんのコーラス入りがStep3の状態です。

 

最後にボーカル音源を加えたのがStep4です、と言いたいところでしたが、N.A(仮名)さんから楽曲公開許可がおりず、急遽ボーカロイドに歌わせてみました。。。

 

 

ご存じない方の為に解説をしますと、ボーカロイドとは「初音ミク」に代表される人の声のソフトシンセで、現在はバーチャルボーカリストとしてインターネット上などで音源がアップされたりCDがリリースされたりしています。Ken-Gの場合はというと、そのような使い方ではなく単純に仮歌用に使用しています。用途が多岐に渡る為、複数のボーカロイド音源を所有していますが、Step4では「Megu」のSweet.verを使用してみました。

 

  
          トウキョウラヂオ
Step1  「cigar」

 

 

Step 2 メロ入りリメイク

 

 

Step 3 コーラス入り

    

 

Step 4 ボーカル入り公開

<girls talk>

歌:ボカロ

作詞:moet

作編曲:Ken-G

 

Ken-G 作曲 歌 マイク コラボ
《Play》
歌詞はこちらから

2曲の制作過程をご確認頂きましたがコラボで楽曲を制作するイメージが湧いたでしょうか?楽曲は1曲1曲ナマモノのようなもので、制作者の好みや気分によってどのようにも変化させる事ができます。コラボ相手によって思いがけない方向へ楽曲が変化するという事をこれまで何度も経験してきましたが、本当にワクワクして子供のような気持ちになります。

 

このサイトではボーカリストは勿論ですが、作詞家、楽器演奏者、編曲家、エンジニア、映像作家、アニメ作家、などの方々もご参加いただければ幸いです。そして音楽や音楽を組み入れた新しいコラボレーション作品が沢山生まれる事を願っております。

 

後日談ですが、Sample1の「ずっとそばにいて」は制作後すぐに大手音楽出版社「C社」に預かりとなり、「C社」所属の歌手本人による仮歌入れ、最終選考まで残りました。結果は不採用でしたが、コラボ相手の増田ゆみさんには感謝でいっぱいです。

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